「どうしたら普通になれるの?」

皆様こんにちは。
いつの間にか10月になりました。本当に早いですね。

先月は、現在不登校やひきこもりの当事者、過去にそういった経験のある人たちと、「生きづらさを話してみよう」、「普通って何だろう?」…というテーマで、度々話し合う場を持ちました。

何年もひきこもって、やっと勇気をだしてアルバイトをしたけれど、みんなと同じことができなくて注意されてしまう、「そんなことも分からないの?」、「さっき教えましたよね!」…、そう言われるたびに心が萎縮してしまう、体が固まってしまう。涙が出る。

それでも頑張ってみるけれど、もう無理、自分を責めて、情けなくて、自信をなくしていく。

長い間のブランクで、社会経験の無さで、社会に出ても周りが求めている普通のことが何なのかが分からないという。

「とにかく普通になりたい…」、「どうしたら普通になれるの?」、「普通って何なんだ?」と、話し疲れたころには、「普通なんてあるのかなあ?」、「普通って単なる理想?幻想?」、「世の中のみんなが普通だと思って比較していたけど、どこにも普通なんてないのでは?」と、少しずつ変わっていきました。

One comment

  • ぼくも

    やっぱり社会復帰は大変ですよね。
    社会に出るという事は様々な価値観と性格を持った人達とふれあわなければならない。どんなにコミュ力が高い人であろうが自分と合わない人はぜったいいると思います。この様な合わない人とどうやって切り抜くかがチャレンジですよね。

    特にバイトで仕事がうまく運ばない時は苦難です。あがり症が原因なのか、同僚又は客と会話がスムーズに運ばない場合や仕事がうまく出来ないせいで、上司に叱られる。この様な状況に直面した場合、まず自分は精一杯頑張ってるという事を認識し、自分を責めない事。上司の標準で自分を評価するのではなく、自分の定めた現実的標準で己を評価する方が妥当かと思います。要するに、仕事において、わからなかったり出来ない事があったら、それを認識し、小さな目標として今度一つでもいいからその出来ない事を上手くやってみようとする。その後、例え上司に叱られたり愚痴られても出来るだけ無視し気にせず、もしその小さな目標を達成出来たら自分を褒める。だって、その小さな目標をたてた時点から自分は成長しているからです。つまり、自分は仕事が徐々に出来る様になっている。もし、それでも仕事がクビになっても、その上達した仕事ぶりの経験を別の職場で活かせるばいいだけですよね。そうやって、一段づつ自分が定めた小さな目標を達成していけば、自ずとも自然に、仕事がうまく出来る様になると思います。その姿勢を評価する上司は少なくないと思います。

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