思いっきり勇気を出してみたことを私たちは応援しています。

皆様、こんにちは。 桜が咲きましたね。
4月はスタートの時期です。

動けた人、動けなかった人それぞれの状態で葛藤や勇気、緊張や期待、などがうずまいているかもしれません。

トカネットの訪問サポートを受けた方たちの中にも、進学が決まった人たち、そして30代で勇気を出してバイトの面接に行って、バイトをスタートした人もおられます。

自分で調べて受験や面接に行った人。
誰かに力を借りた人・・・、様々です。

これから続けていけるかはわかりません。

でも思いっきり勇気を出してみたことを私たちは応援しています。

今、動けない人達にとっては、同級生や世の中が新しいステージにいくため、4月は早く過ぎてほしい時期かもしれませんね。

でも、大丈夫です、まだ時期じゃないのかもしれません。

それぞれが、自分にとってベストな時期や動き方が必ずあるはずです。

動けないのは、気力もあるけれど、「不安」が一杯あるからだとよく聞きます。

「皆と同じことができないんじゃないか」、「怒られるんじゃないか」、「否定されたらどうしよう」…等々。

そうならば、ただ漠然としたものに怯えるより、具体的に何が怖いのか、どういう場面でどんなことが不安なのかを明確にしていくと、対応する術は見つかる事もあります。

そこに、ちょっと勇気を与え合う人たちがいればとも思います。

不登校やひきこもりの人達がそれぞれの社会参加につながっていきました。

春に向かって、梅の花から桜に移っていく季節になりました。
お変わりありませんでしょうか。

トカネットでは、不登校やひきこもりの人の所に、学生や社会人のサポーターがメンタルフレンドとして訪問活動をしています。
今年で19年目になります。

その間、たくさんの不登校やひきこもりの人達がそれぞれの社会参加につながっていきました。

家族以外に安心できる人を作ることの大切さ、そして、本人から見ての安心できる人というのは、「今後の事、これからどうする?」そういうことを話に来る人ではなくて、友達のように会っている時間を楽しめる人です。

そのような時間を続けていく事で、少しずつ意欲やモチベーションが上がってきます。

年が明けてからメンタルフレンド・同行サポートのお問い合わせがとても増えています。

「訪問サポート説明会」・「予約個別相談」を行っております。

そこでは、「社会参加に必要な力は何?」から説明をしていきます。
ご関心のある方は、ぜひご参加ください。

20代~40代の人間関係がうまくいかない人、仕事を辞めた人、ギリギリの状態で働いている人・・・等々、が集まって月に一度『希望の会』をしています。

それぞれの不安をどうやってプラスのイメージに変えていくかをみんなで話します。

立ち上げてから半年になりますが、「生きづらさ」だけを延々と語っていたころに比べて、参加者の中に前向きな気持ちが確実に生まれています。

「親の会」、「ゲーム会」、「着物リメイク教室」、「パステルアート教室」、「産業廃棄物の現場でのバイト説明会」等々、色々やっています。

ぜひ、何かに参加されて、不登校情報センターにつながってご一緒に考えていけましたら幸いです。

体験者の話は本当に重みがあります。

2月になりました。寒い毎日が続いております。

就学年齢の不登校の方は、進級、留年、退学などの問題がそろそろ現実化してくる頃で、ご家族やご本人にとって厳しい時期かもしれません。

先月の「10代・20代対象の不登校・ひきこもり親の会」は、小学生から20代まで年代も状況も様々な子供のご家族がご参加下さいました。

ポラリス通信11月号に不登校体験記を書いてくれました学生が参加して、当時どういう気持ちで暴れたのか、どういうきかっけで自分を取り戻して動き出したのかなど自身の体験を語って下さいました。

過去に不登校やひきこもりの経験があっても、今、彼が楽しい大学生活を送っていることが私たちの励みになります。

体験者の話は本当に重みがあります。

一月の「希望の会」には、20代から40代の、一人暮らしを考えている人、就活を始めた人、派遣の掛け持ちで働いている人、働かなくてはと思うけど…等々という人達が集まりました。

この一か月にあった大変だったこと、良かったこと、今年はどんな年にしようかと話が尽きませんでした。

サポステの本気の就活コースに入って、気持ちがついていけなかった話や、一枚履歴書を送ったらブックオフで一枚CDを買って、二枚送ったらまたCDを一枚買って自分の努力を視覚化して、頑張ったよな~と自分を褒めていった話など、みんなが参考にしたいと納得していました。

正月の同窓会に、今の立場を気にして参加できなかったことを悩んだ話から、同窓会とは、普通以上の状況の者しか参加できない場所とか、もっと年を重ねて比較対象でなくなったら出れる場所など…、皆それぞれの思いを話しました。

当事者の会の「希望の会~東京会議」が生まれました。

2017年、明けましておめでとうございます。

昨年の活動を振り返ってみて、特に嬉しかったことがいくつかあります。

ひきこもり経験があって、長い年月を社会参加においてブランクがあった人たちが何名か就労に繋がりました。

本人が私どものフリースペースに定期的に通っていた人、ご家族が、定期的に親の会に参加されていた人たちです。

その間に多くの必要な情報に触れたり、雑談の中で他者との関係がきずけたり、皆としゃべったり、笑ったりしているうちに何かしらの不安が少しずつ「大丈夫かもしれない…」という思いに変わっていったのかもしれません。

もう一つは当事者の会の「希望の会~東京会議」が生まれたことです。

「生きづらさを語る会」から始まり、「動けなさを語ろう」、「働きづらさを語ろう」、と最初はそんな名前の会ばかりでした。

マイナスのテーマばかりだと気持ちも落ちてしまいます。

それを、ある時「働くメリットを考えてみよう」、「最近嬉しかったことを人に伝えてみよう」、「今年ちょっとだけ努力してみた事ありますか」とテーマを変えてみたことで、前向きな話がいくらでも次から次へと出てきて、みんなの表情も明るくなってきました。

そこで「希望の会」が生まれました。

出来ないことを悩むよりも出来ることに目を向けると、不思議に気持ちが楽になります。
それを他者と確認しあうと、もっともっと自信につながります。

そういった意味でも、今年は、「親の会」、「希望の会」、「ゲーム会」など、参加者がもっと増えるといいなと思います。

そこから何かが始まります。

誰しもみんな、明るい、楽しい、安心な気持ちになりたいと思っています。

皆様こんにちは。
先月は東京周辺で雪が降りました、もう12月になりましたね。

先月の「不登校・ひきこもり親の会」では、まだ外に出られない、外には出られるけども、他者との関わりが課題という状態を、専門家や学生、社会人、不登校やひきこもりの経験者などと一緒に話し合いました。

発達障害、特にアスペルガー症候群の話が多く出て、特有の生きづらさや、人にはない感性について皆で考えました。

今年も、出来たこと、出来なかったこと、頑張った事、学んだこと、反省する事…。
振り返ってみるとたくさんあると思います。

当事者や関心のある人たちが集まって「生きづらさを語る会」、「働きづらさを話す会」、「実家がごみ屋敷~家族が病んでいる状態を考える会」等々、思いつくテーマで集まって何時間も語る場を持ちました。

辛い事、苦しい事、不安な事は、当事者の人たち誰もが「私が一番!」のごとく延々と、何時間でも話します。

でも、2時間、3時間…とマイナスの事ばかり話し続けていると、最初は、吐き出すことで楽になっていったはずなのに、それぞれが、重く、暗く、疲れてきます。

ちょっと明るい話がしたいな、少しは希望が持てる言葉が聞きたいな、しんどい事がたくさんあるけど、いいこともあったよね。という声が聞こえてきます。

誰しもみんな、やっぱり、明るい、楽しい、安心な気持ちになりたいと思っています。

それぞれが、今の自分の身の丈にあった「希望探し」をしたがっています。

そこでこれからは、「この一か月で嬉しかった事、楽しかったことを話す」、「仕事をするメリットを話す」、「いつかやってみたい事を話す」、など、できるだけプラスのイメージの会を開いていこうと思います。

『希望の会』です。

ポラリス通信や、トカネットのホームページ新着情報などでお知らせしていきます。
参加してみてください。

1 2 3 4 11