実体験の中でこそ、体感として身についていくもの。
5月になりましたね。
1年の中でも最も、さわやかな季節です。
不登校や、ひきこもっていた人の中には、進学・進級、バイトなどで、勇気を出して新しい環境に入っていかれた方もおられることと思います。
がんばって動き出した子供たちが、ストレスでいっぱい、いっぱいになって動けなくなってしまうのも、まず、5月の連休明け、次に夏休み明けが多いです。
彼らは、ストレスに対する免疫力が弱いので、同じ環境の中にいても、他の人たちの何倍ものエネルギーを消耗してしまいます。
そのため、少しずつストレスをコントロールしていく事ができるようになるといいですね。
「人との距離感の持ち方」や、「集団での身の置き方」、「嫌なことを断る力」…、等々、色々ありますが、現在、不登校やひきこもり状態でいる方々も、この春から動き出した人たちも、最も苦手なところだと思います。
ストレスや、緊張をコントロールしていく力は、社会参加に必要な力ですが、セミナーや療法などで簡単に身につくものではありません。
少しずつ時間をかけて、ゆるく、安心できる場、安心できる人のいる中で、実体験の中でこそ、体感として身についていくものです。
(『トカネットの会』で、具体的にご一緒に考えていきましょう。)