大学生の不登校の相談が増えています。

数年前から大学生の不登校のご相談が目立つようになりました。気になっていましたが、ここのところ特に増えてきました。

多いのは地方にお住いの親御様からのご相談です。

大学生の子供が親元を離れて東京でひとり暮らしをしているけれど、大学に行っていなくて不登校ですという内容です。

大学から、「テストを受けていないため単位が取れていません」という通知で知る場合が多いようです。

遠くにいる親はいてもたってもいられません。

あわてて本人問いただすと、もうすでに、半年もひきこもっているという場合もあります。外出はたまに散歩と食糧を買いに行くくらいで、アパートでパソコンやゲームだけの生活をしている人もいます。

人とつながらないので、だんだん気力・意欲がなくなってくるのが心配です。

家の中だけにいることが多いので体力の低下も心配です。

中には、大学には行かないけれど、アルバイトには行く人もいます。わりと小さなコミュニテイーで安心できる人間関係のバイト先の場合が多いようです。

10年以上も前から、小学生・中学生・高校生の不登校は社会問題化されて、学校や教育委員会も含めて多様な対応がなされるようになってきました。

しかし、大学生の不登校の対応はまだまだです。大学側もきちんと把握できていないような状態のようです。

大学は行きたくなかったら行かなくてもいいのだから、いやなら、さっさと辞めて働けばいいという人もいますが、そういう簡単な問題ではないでしょう。

小学校・中学校・高校の不登校と同じく「社会参加の力」を考えていく必要がありそうです。

大学生の不登校の現状を把握して、ひき続きできる限りの対応を考えていきたいです。

他人力を考える (1)

先月、『メンタルフレンド力(りょく)― Q&Aでわかる不登校・ひきこもりへの訪問サポート』という本(冊子)をつくり、一冊400円で紹介させていただきましたところ、思いのほか反響が多くておどろきました。

たくさんの方が読んでくださいましてありがとうございました。

 

不登校情報センターでも、セミナーや勉強会・親会など、ご家族と一緒に考えて、情報交換をする場がいくつかありますが、どこのご家庭も家族が出来ることはもう十分にされています。

家の中で日常会話は普通にします、家事も時々手伝ってくれて、テレビを見ながら一緒に笑います。スーパーやコンビニに買い物にも行きます。

家族と口もきかなかった最初のころにくらべたら、学校に行くとか、働くこと以外はきわめて普通。そんな方がたくさんおられます。

それは、ご家族が長い間あたたかく見守ってこられたからでしょう。

そのおかげで本人にとって、家の中が安心していられる場所になりました。これは、とても大切なことです。

 

さて、この後は家族に何が出来るのだろう?と、考えた時、具体的に家族のできることはなかなか見つかりません。

なぜなら、「社会参加」が目標だからです。

その「社会」につなげるためには、どうしても「他人」の存在が必要になってきます。しかし、普通の他人ではだめです。

最初は「安心できる他人」がいいのです。

安心できる他人をひとり作っていく事、そして継続的にかかわり続けることです。それにより、何がどんなふうに変わっていくのでしょう?

 

それをこのQ&A冊子にまとめてみました。

「ウチに子は誰にも会いません」とみなさんほとんど言われます。そこをどうやって他人に会わせていくか、それが、次に家族が考えていくことではないかなと思います。

 

◆7月14日(日)、午後1時~3時30分、 「訪問サポートを考える親会」をやります。

ぜひ一緒に考えましょう。みなさん、ご参加ください。

【ご案内】 6/9(日)メンタルフレンド(訪問サポート)の活動説明と質問会

【2013年6月9日(日)、午後1時~3時30分】

14年間のメンタルフレンド活動で、不登校やひきこもりの子供たちが学校やバイトなどを含めた多様な形で社会と繋がっていきました。 メンタルフレンドと関わって、なぜ変わっていくのかを説明して質問をお受け致します。

●日時:2013年6月9日(日)、午後1時~3時30分。

●対象:不登校ひきこもりの子供を持つご家族。

●場所:NPO法人不登校情報センター(〒124-0024 東京都葛飾区新小岩2-3-11-503、JR総武線「新小岩」駅南口徒歩8分・HP地図参照)

●参加費:無料。

●予約・問合せ先:

携帯電話及びメール 090-4953-6033(トカネット代表・藤原)

tokanet1998-lucky-chance@docomo.ne.jp (藤原)

 

■10代⇒メンタルフレンド活動■

○学校復帰

○進学

○遊びの中で人とかかわる力をつける

○社会生活へのきっかけづくり

○生活に刺激を与える

○活動エネルギーを高める

○居場所・友達づくりなど

■20代・30代⇒社会生活支援■

○一緒に動いてみる(買物・カラオケ・居酒屋・散歩・床屋・病院など)

○チラシ配りなどのバイトを一緒にする

○話し相手

○情報センターの作業につれてくる

○社会生活へのきっかけづくり

★URL:http://www.futoko.info/tokanet/index.htm

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【ご案内】 6/8(土)、第9回「不登校の子どもへの対応」―ミニセミナー&質疑応答の会

【2013年6月8日(土)、午後1時~4時】

私どもNPO法人不登校情報センターでは、17年にわたって多様な形で不登校・ひきこもりのご本人およびご家族への対応をしてまいりました。

『不登校のお子様への対応』というテーマでミニセミナーと質疑応答の会を行います。

〇何が子供におきているのか。

〇親ができる事。

〇安心できる人間関係をつくっていくこと。

〇モチベーション・自己肯定感を上げていくこと。

〇学校復帰・友達づくりなどの社会参加につなげていくこと。

・・・等々ご一緒に考えていきます。

●日時:2013年6月8日(土)、午後1時~4時

●場所:NPO不登校情報センター (〒124-0024 東京都葛飾区新小岩2-3-11-503、JR総武線「新小岩」駅南口徒歩8分・HP地図参照)

●定員:7名

●参加費:500円

●予約制:

*ご予約・お問合せ*

03-3654-0181(不登校情報センター)

090-4953-6033(藤原)

tokanet1998-lucky-chance@docomo.ne.jp (藤原)

★URL:http://www.futoko.info/tokanet/index.htm

 

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★不登校の子供への対応―『ミニセミナー&質疑応答の会』会員募集!!★

■当日ご都合が悪くて参加できない方も会員になってぜひ次回ご参加下さい。

■問い合わせ先・E-mailアドレス(tokanet1998-lucky-chance@docomo.ne.jp 〔藤原〕)まで、お申込み下さい。

【ご案内】 5/12(日)メンタルフレンド(訪問サポート)の活動説明と質問会

【2013年5月12日(日)、午後1時~3時30分】

14年間のメンタルフレンド活動で、不登校やひきこもりの子供たちが学校やバイトなどを含めた多様な形で社会と繋がっていきました。 メンタルフレンドと関わって、なぜ変わっていくのかを説明して質問をお受け致します。

●日時:2013年5月12日(日)、午後1時~3時30分。

●対象:不登校ひきこもりの子供を持つご家族。

●場所:NPO法人不登校情報センター(〒124-0024 東京都葛飾区新小岩2-3-11-503、JR総武線「新小岩」駅南口徒歩8分・HP地図参照)

●参加費:無料。

●予約・問合せ先:携帯電話及びメール

090-4953-6033(トカネット代表・藤原)

tokanet1998-lucky-chance@docomo.ne.jp (藤原)

 

■10代⇒メンタルフレンド活動■

○学校復帰

○進学

○遊びの中で人とかかわる力をつける

○社会生活へのきっかけづくり

○生活に刺激を与える

○活動エネルギーを高める

○居場所・友達づくりなど

 

■20代・30代⇒社会生活支援■

○一緒に動いてみる(買物・カラオケ・居酒屋・散歩・床屋・病院など)

○チラシ配りなどのバイトを一緒にする

○話し相手

○情報センターの作業につれてくる

○社会生活へのきっかけづくり

★URL:http://www.futoko.info/tokanet/index.htm

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