トカネットメンタルフレンド学習交流会
今年初めての「メンタルフレンド・サポーター学習交流会」をしました。
大学生が試験中だったのと、臨床心理士の先生がインフルエンザで欠席されましたが、それでも全員で8人そろい、かなり濃い内容の話ができた学習会でした。
個々のサポートについて困っている点、こんなふうに関わってみたら良い方向に変化した・・・などをみんなで話し合い、情報の共有をしました。
アスペルガーの子供の対応については、一般通念的に気になる行動に関して注意をしていいのか?
どのような伝え方が適切なのかなど質問がでて、参加者の中の心理の専門家から、否定せずにその都度きちんと説明をしていく事の大切さの指導を受けた。
この時期進学・進級の問題が多く、親の希望と子供本人の考えが違っていて、真ん中にいるメンタルフレンドは立場的に非常にやりづらいという意見もあった。
親が子供の気持ちをきちんと聞いてあげてほしいと思うけど、子供側も親に聞かれてちゃんと答えられない現状がある。
子供自身がどうしていいのか、何がしたいのか分からないから答えられないというところだと思う。
自分の感情を出すこと。こうしたい。あれがほしい、それはいやだ…。ちょっと待って…。
こういった感情を安心して出していくこと。それが子供たちのテーマだと思う。
そして、それを受け止めていくことがトカネットのメンタルフレンドの役割だと痛感。
今日は大学生・社会人・トカネットOB・心理学の大学講師の構成だったが、それぞれが自分が「落ち込んだ時」に自分にどんな処方箋をだすかで盛り上がった。
みんな悩んでいて、みんな自分のバランスを保つのに一生懸命工夫しているのを確認し合って、少し安心して終了。