「いばしょワーク」に通っていたメンバーが2人、就労につながりました。

皆様、こんにちは、毎日寒いですね。

早いもので、年が開けたと思っていたらもう2月です。いかがお過ごしでしょうか。

昨年は、私どもの「いばしょワーク」に通っていたメンバーが2人、就労につながりました。30代、40代です。

一人は、職人さんのお手伝いで初めての仕事でした。

ミスをしても「真面目で一生懸命やっている人に、教えはしても叱りはしない」と、ひきこもっていたことに理解のある社長さんでした。

もう一人は、IT系の会社で一般事務です。半年行って一回ダウンしましたが、少し休んでまた復活できました。

社会経験の少ない人たちの就労は、戦場に行くくらい恐怖が伴うようです。

でも、そこにひとりでも自分を評価してくれる人がいると、明日も行こうと思えるようです。

先月の10代、20代の対象の「不登校ひきこもり親会&ミニセミナー」では、ポラリス通信に体験談を連載している大学生、本田君が参加して下さり、「ひきこもり体験発表と質疑応答」をしました。

親がどんなに心配してくれても、親には反発してしまったこと。
親が自分を信じてくれていたこと。

自分の思っていることを親に話せた日の事を涙ながらに話して下さり、参加者全員が多くを学ばせて頂きました。

もう少し、話しが聞きたいという声が多いため、続編を考えています。

『孤立から抜け出すこと』の必要性を今年も伝え続けていきたい。

新春のお慶びを申し上げます。
申年、2016年になりました。

過ぎた年を想えば、やり残したことや悔やむこと・・・そんなことは誰にもありますが、とにかく、新年とは大きく気の流れが変わるときです。

今年は、全ての人にとって「安心の年」になりますよう、皆様に寄り添って取り組んでいきたいと思います。

ぜひ、何かしらの会や、ご相談に足をお運び下さいませ。

 

訪問サポート・トカネットの活動においては、昨年、HP上で申し込める形式に変えたところ、ご相談、メンタルフレンド説明会予約、及びサポーター登録において、例年より随分お申し込みが増えました。

そして、すばらしい志の大学生、社会人の方たちがたくさん登録面接に来て下さいました。

又、最近では、病院や行政関係からの紹介で、メンタルフレンドや同行援助を望まれてご相談に来られる親御様が増えました。

親御様が望まれても、なかなか本人につなげるのは大変なのですが、ご兄弟や学校の先生、保健所の方などのご協力でつながった方々もおられました。

私たちは、学校や、就労も含めた「社会参加」を目標に活動をしております。

そのためには、人や社会が怖くないと思える事、少しでも自分のことを肯定できる事、できる事から体験を増やして、対応する力をつけること、こういったことを、本当に少しずつでもやっていかないと、なかなか本人は怖くて動けません。

とにかくその第一歩として『孤立から抜け出すこと』の必要性を、今年も伝え続けていきたいとおもっています。

『勇気を出して孤立しないこと』を伝え続けたいと思います。

皆様、こんにちは。
あっという間に12月になってしまいました。

 

今年も、親御様だけでなく、10代、20代、30代、40代それぞれの年代の経験者の方たちと関わり、お話を聞く機会がたくさんありましたが、どの年代の方も、「もう少し早く動くことができていたら」と悔いている方がおられたように思います。

 

ほとんどの方が、その時は、怖かったり、何も考えたくなかったり、体が不調になったりと、どうにも動けない状態の中で、不安を何かで紛らわせながら1年、2年と時が過ぎていったと言います。

 

私たちが、昔を振り返って、あの時別の選択をしていたら…と思う事は多々あります。もし、その時に戻れても同じ選択しかできないかもしれないけれど。

彼らが言う。

社会参加において、もう少し早く勇気を出して動いていたら…、の後には、現実的に学校や就労も含めて、社会の中で皆と対等な立場や居場所が得られたのでは…という辛さが伴います。

人の生き方においては、どんな選択が正しいとか、間違っているかは正解がある訳ではありません。

 

ただ、どう生きて行ったらいいのかを考えるにしても、人との関わりの中でこそ、自分の考えや自信が生まれます。

そのため私は今、立ち止まっている全ての人達に、『勇気を出して孤立しないこと』を伝え続けたいと思います。

お子様の年齢に関係なくご相談が多かったです。

皆様こんにちは。
11月になりましたね。一年があまりに早くて、戸惑ってしまう事ばかりですが、お変わりございませんでしょうか。

先月は、お子様の年齢に関係なくご相談が多かったです。

20代の男性ですが、親御様とご本人と別々にお話を聞かせていただく機会がありました。

親御様は心配されていましたが、ご本人も又、暴れたり暴言を吐いたりして、親にあたってしまう自分を責めていて、「親に申し訳なく思う、それでも苦しくて自分をコントロールできなくなってしまう…」と言っていました。

 

親子だけでは、ストレートにぶつかってしまうので、第3者が入って別々にお話を聞くだけでもご本人の気持ちは少し楽になられたようでした。

事務所で就労支援を受けている、30、40代の人達が、日本郵政の株式上場の話題になり、実際に郵政株を申し込んだ人がいて、ニーサの意味や、ネット証券の話題で盛り上がっていました。

ひきこもっていても、お金を稼ぎたいとみんな思っています。

10代、20代対象の「不登校ひきこもり親会&ミニセミナー」は親御様、支援者、経験者などで20人近くになり、皆、それぞれの立場で思いを出しあって意見交換をしました。

何か感じて帰っていただけたと思います。(11月ぜひご参加下さい!)

色々な立場の人たちと話し合う事で何かひとつでも得るものがあるのでは。

もう10月ですね。
1年があっというまに感じますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

夏休み明けの9月、やはり、行きしぶりや、学校に行けない子どものご相談が増えました。

また、先月は10代だけでなく、20代、30代と年代に関係なくご相談がとても多かったです。

夏が終わると1年の後半を感じ始め、なんとなく焦り出す時期なのかもしれません。

全体的に、今までは「見守る」という感じが多かったですが、最近は、メンタルフレンド、同行援助、訪問カウンセラーなどを積極的に望まれる方が増えてきたように思います。

なかなか人と会いたがらない子どもを、どうやって他者につなげるかを親御様と一緒に考えました。

30代以上の親の会では、ひきこもり体験者の話を聞きながら、親子の在り方や、どうやったら、一歩社会参加へつなげることができるのかを話し合いました。

10代20代の親の会は今回、不登校・ひきこもり体験者たちも含めて20人近くの参加になりました。

かなり深く話し合う事ができて、終了後に、参加してよかったです、とご連絡を下さった方もおられました。

簡単に答えは見つからないかもしれないけれど、まずは、たまった気持ちをはき出して、この問題に通じる色々な立場の人たちと話し合う事で、何かひとつでも得るものがあるのではと思いました。

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